祖谷そば 初代仙吉

徳島県道45号・西祖谷山山城線沿いにおそば屋さんを発見！
雰囲気ある和風の店構えと「祖谷そば」ののぼりが目印です。
祖谷そばとは三好市祖谷地域で古くから愛される郷土料理で、太く短い麺が特徴の田舎そばのこと。仙吉の祖谷そばは、本格派でありながらビギナーも挑戦しやすい、バランスの取れたおいしさが魅力となっています。
やさしい味わいの出汁と素朴な麺の風味を堪能できるシンプルなかけそばをはじめ、山菜そばや天ぷらそば、ぶっかけでいただく冷やしそばなど、メニューが多いのもうれしいポイント。
また、ゆず味噌祖谷こんにゃく、あめごの塩焼きなどサイドメニューも充実しており、仙吉だけで祖谷グルメを満喫できちゃうんです。
最寄りの大歩危駅からは約3kmあり汽車でのアクセスが良いとは言えませんが、タクシーやレンタカーを使えば駅から10分程度で訪れることができます（大歩危タクシー、祖谷渓タクシー、かずら橋タクシー、大歩危レンタカーなどが利用可能）。

お店には歩道橋を渡って入るのですが、橋の上は絶好の撮影ポイントとなっています。趣ある橋と建物、周辺の緑が織りなす光景は映え必須！また、渓谷を見下ろすように建てられているため、店内からの眺めも抜群です。
もちろんお味の方も、さすが有名店という安定感。私が取材時にいただいた鶏肉山菜そばは店主さんおすすめメニューでもあり、肉や山菜からの出汁で甘味とコクの増したお汁が絶品でした。記者仲間が頼んでいた天ぷらそばも、見るからにさくふわの天ぷらがたっぷり盛られておいしそうだったなあ。
そして特筆すべき仙吉ならではの名物？がもうひとつ・・・なぜか店内に、黒装束の忍びが潜んでいるんです。入店した時には気付いておらず、背後に気配を感じ振り返った瞬間は、小さな悲鳴を上げてしまいました。
気になってグルメサイトでもレビューを検索してみたんですが、同様の目撃情報は発見できず。あれは私たちが見た幻だったのでしょうか？お店に訪れた際には、ぜひ探してみてください。